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島田紳助の名言から学ぶ、勝てない試合には行かない

投稿日:2014年1月29日 更新日:

島田紳助は紳助・竜介としてまだ名が売れていな時期から自分のポジションを確立させることを行っていた。
当時、紳竜の漫才は緻密で1本のネタを作るのに3ヶ月かかると言われていた。
なので時期によっては出演依頼がきても出たくないことがあったという。

まだ吉本興業に入ったばかりで一番下っ端の時でも紳助は「出来が悪ければ出ない」と徹底していた。
これは出来の悪いネタで出演して他の漫才師と比べられると自分たちが負けたことになる。
だから現場には行かない。

この行動を見て当時のこだまひびきのこだまさんが「恐ろしいヤツやなあ」と感心していたそうだ。
当然まわりのスタッフや関係者は、あの紳竜というヤンキーのヤツらはさぼったり生意気なことばかり言ってボロカスに怒られたりしていたそうだ。
もちろん紳助はそういうヤンキーというキャラクターを作っていたので、素行不良で現場に来ないとまわりからは思われていた。

しかし、紳助の中では負ける試合には行かない。勝てない試合には行かない。という信念があった。

オレ、仕事すっぽかすねんね。いかへんねん。
でも皆やっぱり怒るよ会社の人も。
まわりはヤンチャで、不良で仕事すっぽかしてると思てんのよ。
オレもそんなキャラでしててんけど。
実際はちゃうのよ。
あのー、勝てないから行かない。勝てない現場には行かないみたいな。
今行って、自分がいい出来やない。いいネタが出来てない。
こんな中途半端な自分の出来の漫才でみんなと対戦して戦って負けるぐらいやったら、行かん方がマシやと思うねんね。

と話している。

人は見える部分でしか判断をしない

人は他人の見えている部分でしか判断をしない。
紳助は若いけどこういうことをよく心得ていたのだろう。

例えば、いつも明るい人が落ち込んでいると周りの人は驚くだろう。
本当は暗い自分の方が常だったとしても、人の前では明るく振舞っている場合、
その人は「明るい人だ」という印象になる。

人間社会で生きていくには人にどう見られるかを気にしない人はなかなかいない。
特に芸能人なんかだとその人のキャラクターがすべてだ。

なので、この「勝てない試合には行かない」というのは、
漫才師だけではなく他の芸能の仕事、そして一般の社会でも意識することで、
自分のキャラクターを作ることが可能になるのだ。

本当の自分と人から見られる自分の違い

人は知らず知らずのうちに「勝てない試合には行かない」ということをしている。
例えば、女性で化粧ののりが悪いと今日は「外に出たくない」と言う人がいる。

これも「勝てない試合には行かない」と同じことを指している。
別に勝負するわけではないかもしれないが、社会に自分が出ることはある種戦いだ。
だから、化粧ののりが悪い女性も自分のベストではないと思って家から出ずに引きこもる作戦をとる。

そして女性は綺麗ではない自分を人に見せないことによって他人から「いつも綺麗ですね」と言われることを期待している。
これも「勝てない試合には行かない」の1つだろう。

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